
(「侵入者が諦める防犯証明の効果」の 後編)
前編では、侵入者が犯行を諦める理由や、防犯照明の効果について解説しました。後編では、具体的にどのような防犯照明を選び、どこに設置すればよいのかを詳しく紹介します。
防犯照明の種類と特徴
1. 常時点灯タイプ
玄関や庭、駐車場などを常に明るく保つことで、侵入者の心理的ハードルを高めます。
電気代がかかるため、省エネタイプのLED照明を選ぶのがおすすめです。
2. 人感センサーライト
人の動きを感知すると点灯するため、不審者の侵入を察知しやすくなります。
急に明るくなることで侵入者を驚かせ、犯行を思いとどまらせる効果があります。
3. ソーラーライト
配線が不要で設置しやすく、電気代もかかりません
太陽光を利用するため、日当たりの良い場所に設置する必要があります。
4. スマートライト
タイマー機能を搭載し、ランダムに点灯・消灯することで、住人がいるように見せる効果があります。
スマートフォンと連動し、遠隔操作が可能なものもあります。
防犯照明の設置ポイント
1. 玄関・門
玄関周りを明るくすることで、訪問者や不審者の姿をはっきり確認できます。
門柱灯やポーチライトの活用がおすすめです。
2. 駐車場・カーポート
車上荒らしを防ぐため、駐車場にもセンサーライトを設置すると効果的です。
3. 庭・勝手口
住宅の裏側や勝手口は死角になりやすいため、特にセンサーライトが有効です。
4. ベランダ・窓周辺
2階以上でもベランダからの侵入が発生するため、窓の周りにも照明を設置すると安心です。
防犯対策としての照明の活用
「防犯照明」は、単に家の周りを明るくするだけではなく、侵入者の心理に働きかけ、犯行を思いとどまらせる重要な役割を果たします。家の防犯対策を考える際は、鍵の強化と合わせて、「あかり」を活用することも重要です。侵入者が犯行を諦める環境を作ることで、より安全な住まいを実現しましょう。
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