「今年の夏も暑くなる」と聞くと、まず気になるのがエアコンの準備。

実は、エアコンの設置や買い替えは、夏が本格化する前の今こそベストタイミングです。この記事では、なぜ今準備すべきなのか、後回しにすると何が起こるのかを解説します。

■ なぜ早めの設置・入れ替えが重要?1. 夏本番には工事予約が取れない?

独立行政法人製品評価技術基盤機構、エアコンの設置工事は毎年7月をピークに予約が集中し、1~2週間待ちになることも珍しくないそうです(出典:朝日新聞デジタルPRTIMES)。

2. 暑くなってからでは“試運転”もできない

いざ猛暑日になってからエアコンを使おうと思っても、動作不良や故障があった場合にすぐ対応できないリスクがあります。試運転をしておくことは非常に重要で、これは新設だけでなく既存エアコンにも言えることです。

■ エアコン不調に気づくタイミングは「使い始め」!

ダイキンの特集記事によると、夏場にエアコンの修理依頼が急増する原因の多くが“使い始めの不具合”**にあります。特に、冷風が出ない、異音がする、水漏れするなどの症状は、いずれも事前の点検で把握できることがほとんどです(出典:ダイキンお役立ちコラム)。

■ 設置・入れ替え時に見直したいポイント

・部屋の広さに合った能力か?
 古いエアコンをそのまま同じスペックで置き換えても、断熱性の変化やライフスタイルの変化に合わないことがあります。
・省エネ性能の確認
 近年のモデルは電気代を抑える機能が充実。最新モデルへの入れ替えは、電気代削減にもつながります。
・Wi-Fi・スマート連携
スマホでの遠隔操作やAIによる自動運転機能など、便利機能の搭載もチェックポイントです。

次回は、具体的なチェックリストや、設置後に行うべき試運転・メンテナンスの方法についてご紹介します。