2016/03/14
ヨドコウ迎賓館 雛人形展
春うらら。
毎年、展示されるヨドコウ迎賓館 雛人形展にいって来ました!
展示されている人形は、ヨドコウ迎賓館の建築主、八代目山邑太左衛門が
長女の誕生を祝って、京都の老舗人形店「丸平大木人形店」に依頼したものです。
どのお人形も、優しい顔で見る人を魅了しておりました。
この雛人形は明治33年(1900年)から34年(1901年)にかけて
納められましたが、縁あってヨドコウの所有するところとなり、
平成4年(1992年)から毎年2~4月にかけて展示公開しています。
代々受け継がれていく日本の文化。
本当に素晴らしと思います。
ヨドコウ迎賓館とは
旧山邑家住宅(やまむらけ)は、兵庫県芦屋市にある、灘五郷の造り酒屋・櫻正宗の
八代目当主山邑太左衛門の別邸としてアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト が
設計した個人住宅です。
そして国の重要文化財です。
竣工は1924年(大正13年)で、芦屋市街を一望できる高台に建っています。
1947年から淀川製鋼所が所有し、社長公邸や独身寮などとして使われてきました。
ライトが設計した建築物としては日本に完全な形で現存する唯一の作品で、
その価値の高さから1974年、大正時代以降の建造物として初めて、
かつ鉄筋コンクリート建造物としても初めて国の重要文化財に指定されました。
1989年から淀川製鋼所迎賓館(ヨドコウ迎賓館)として一般公開されています。
充実した一日でした。
お客様アドバイザー1G