琳派誕生400年記念で、あの教科書でよく目にする『風神雷神図』をみてきました。
「琳派」とは、俵屋宗達から100年ほど後に絵師となった
尾形光琳(1658~1716)の「琳」をとって名付けられた名称です。
江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、
俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一といった芸術家の一群を
ゆるやかにつなぐ言葉です。
尾形家は俵屋宗達や本阿弥家と姻戚関係にあり、光琳は宗達の作品をよく学んでいます。
『風神雷神図』屏風を手本に、光琳は同じ図柄の屏風絵を遺しており、
「琳派」は、宗達や光悦から生まれたといっていいと思います。
俵屋宗達(生没年不詳)の『風神雷神図』屏風は美術の教科書にも掲載され、
多くの人が知っています。
この『風神・雷神』は三人の作家がそれぞれ100年ごとに模写をして
制作したという貴重な作品です。
三作品が揃うのは75年ぶりの事。
それぞれ三作品を見ましたが、どれも迫力があり圧巻でした。
この子は京都のゆるキャラ?で、入口で来客を出迎えてくれます。
私も出迎えてもらいました。
(しかめっ面ですが可愛いでしょ♪)
充実した愉しい一日でした。